行政書士とは何ものか?
「行政書士の○○です」と挨拶しても、「あぁ~、△△されている方ですね」と業務内容を理解してくださる方は、まだまだ少数派です。許可を取られた建設業の方や農地を売買された方など、過去に仕事を頼んだことがある方は別ですが、多くの市民や事業主の方々にとっては、謎の職業かもしれませんね。
「司法書士」と呼び間違えられたり、「法律事務所」と書き間違えられることも、しばしばあります。たしかに士業の業際はとても紛らわしいですし、私自身も資格をとるまでは、全く分かっていませんでした。
一昔前までは、運転免許センターの近くで手続書類を代書している行政書士が多かったことから、代書屋のイメージがある方もいらっしゃると思います。
しかし今日では、個人の権利意識や社会の変化に対応して、暮らしやビジネスに関わる幅広い領域に、行政書士の業務は拡大しています。
ここで「行政書士が皆さんのお役に立てる」ことを知っていただきたいと思い、シリーズで<行政書士とは何ものか?>を書いてみたいと思います。
皆さんは、あるいは周りの方が、こんなことで困っておられないでしょうか?
1.身内が亡くなったので、遺産を分割して相続の手続きをしたい
2.高齢になり、財産のことや自分が亡くなった後のことが心配だが、子供たちに迷惑はかけたくない
3.高齢になり、認知症の心配があるので、財産管理や法律手続きを信頼できる人に頼みたい
4.田んぼや畑を、宅地や駐車場にしたい
5.田んぼや畑を、他人に譲りたい
6.離婚をすることになったが、どう話し合って離婚協議書を作成すればよいのか知りたい
7.知人から自動車を譲り受けたが、所有者やナンバーの変更をしたい
8.亡くなった身内の自動車を使用したい、または廃車にしたい
9.留学時にお付き合いしていた外国人と結婚して、日本で一緒に暮らしたい
10.交通事故で身体障害が残ってしまい、後遺障害の認定を受けたい
これらは、まさに行政書士の専門分野であり、どうしてよいか分からない場合は、ぜひお気軽にご相談ください。もちろん、上記以外にもさまざまな行政手続きや事実証明書類の作成をしております。